DiSC®とは?行動特性の理解で自分と他者を知る

DiSC®はD・i・S・Cの4つの行動スタイルを通して
人の行動特性を可視化するツールです。
自己理解を深めることで他者とのコミュニケーションのズレを減らし、
心理的安全性のある環境づくりに繋がります。

仕事における身近な例を言いますと、
例えば、仕事における優先事項に「スピード」と「着実」があります。
納期に関して早く進むのは、スピード感を重視する「D」スタイルです。
しかしスピードを優先するために丁寧さに欠ける、という傾向が出がちです。
逆に、着実丁寧のほうを優先しがちな「C」スタイルの方は
スピード感では遅くなる傾向が高いです。
一緒に仕事をする際、同じ仕事内容で、納期はどちらも間に合ったとしても、
結果として相手に対して「遅いな」「雑だな」というような
不満が生まれることがあるのは、このように
タイプによって優先するものが違うということを理解していないためです。
また「i」と「S」のスタイルの方は、どちらも人と関わることが好きなのですが、
社内でミーティングをした際にそのスタイルの差が出がちです。
自分の目線で主張する「i」の方と、できる限りチーム優先でという「S」の方では
その発言が変わってきます。
結果として「自分のことばかり」「人に合わせすぎ」と
やっぱりお互いに対し不満になりがちです。
皆さんは、そのような日常の仕事の中で起きる「ズレ」を
ストレスに感じることはないでしょうか?

「チームでの共通言語」がもたらす効果

DiSC研修を取り入れていただいたことにより、
チームでの共通の言語を持てて誤解や対立が減った、
協働や意思決定がスムーズになっていった、というお声を
沢山の企業様からいただいております。
また、自分の良いところが伸ばしやすくなった、
自分自身の取扱いがしやすくなった、というお声も多くいただいています。
セルフマネジメントする具体的な手立てが習得できた、
なかなか受け入れられなかった人・合わないと感じていた人に対しても
「この方はこういう方なんだな」と認識できるようになり
メンタルへの負担が軽減した、など、様々なご感想をいただいております。
DiSCはもともと、多種多様な民族・宗教で構成されているアメリカが発祥です。
このDiSCをはじめ、様々なアセスメントツールが進んでいます。
日本は単一民族で、かつ協調性があるという認識が強いこともあり、
個々の行動特性に違いがあることに着目している企業、
それを使ったマネジメントを進めている企業は、まだまだ少ないかもしれません。
どのようにしたらチームがまとまるか?
関係性が良くなるのか?
そして企業体として成長できるか?
日々考えられている企業様にこそ、ぜひいち早く取り入れていただければと思います。
そしてお互いの特性を可視化すること、理解しやすくなることが
生産性や心理的安全という効果につながることを、感じていただけると幸いです。
実践ワークの中での気づき事例
DiSCの診断結果レポートは、およそ20枚出ます。
それはすべてご本人にお渡しますし、また社内でも共有します。
弊社の研修では、そのレポートをご持参いただいてグループワークを進めます。
そして各スタイルの特性やお互いの仕事の進め方の違いがあること
適した関わり方などについて学び、気づきを得ていくというワークを行います。
最後は「自分を理解し他者を理解した上で、どうするか」
という行動変容を促していきます。
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ある企業様で実施した事例をご紹介しましょう。
その企業様には、営業担当者Dさんと、事務担当者Cさんがいらっしゃいました。
お互いやり取りが頻繁に必要だったのですが、
日々の業務の中で少々「ズレ」が発生しており、お互いストレスに感じていらっしゃいました。

というのも、事務担当者Cさんは、
前々からしっかり計画を立てて、丁寧に仕事を進めたいタイプの方でした。
一方、営業担当者Dさんからは常に「すぐ」という案件ばかり。
前々にわかることもあるのに、いつも「すぐ」と言われるため
事務担当者Cさんは、理解ができないことが多かったようです。
そこでDiSC研修を行ったところ
営業担当者Dさんは、先々を系統的に話すタイプ、
今を重視して行動するタイプということが分かりました。
それを踏まえ、事前に今の営業活動についてお聞きすれば
「こういうのが来そう」と予想ができるかもしれない?という解決法に繋がりました。
お互い悪気はないのです。
こういった無意識の自分の行動特性を利用することで
コミュニケーションにおける「ズレ」は埋めていけるのです。
マネジメントと部下育成にも応用

DiSCは、部下マネジメントにおいても
とても有効的なアセスメントツールです。
傾向を知ることで自分自身の無意識な行動を知り、見直すことができます。
また、部下への声がけや指導についても、
モチベーションの違いを意識することで、適した声がけができるようになります。
慎重な「S」スタイルの部下には、背景や理由を丁寧に説明すること。
目的志向の「D」スタイルの部下には、明確な目標設定を提供すること。
そうやって相手の傾向に合わせていくことで、信頼感が築きやすくなります。
権限委譲、指示の出し方、育成の仕方など、
今までと違った視点で学べますので、リーダー研修と合わせて取り入れられる企業様も多いです。
ぜひお気軽にお問合せくださいませ。


