働き方改革がコロナで加速し女性にもチャンスが?!
コロナの話題は日々のニュースで取り上げられない日はありませんが
いつの間にか気づくと「リモートワーク」を余儀なくされ
「働き方改革」は加速していませんか?
実感として感じますのは
研修のお問合せいただくのは全て女性社員さんになってきております。
以前は、やはり人事系の男性社員さんでしたが
研修の話が進み、色々と一緒に作り上げるご担当者様も女性にと最近特に感じます。
もともと人材育成に関する仕事は女性の特性を活かしていますが
この変化に少し驚いております。
そして今まで女性が働くうえでの一番のネックが
子育てや家庭との「タイムマネジメント」でしたが
当たり前のように通うというスタイルが減ってきていることで
負担が減り、その中でマルチタスクを得意とする女性の本領を発揮しているかもしれません。
今こそ女性リーダーが求められる!
このような時代だからこそ女性リーダーを育成していこうとする企業も少なくありません。
なぜなら女性は環境適応能力が高く
コロナ時でもマルチタスクをこなしながら
より時間を有効に使う手立てを得たからです。
女性リーダーを輩出したいと思っていながら
やはり今までの企業のスタイルを変えるのはとても勇気がいることです。
しかしここに来て、女性ならではの働き方が見直されているのも事実です。
ある方は今まで保育園に朝送り、そこから自分は交通機関を利用し
出社、そして仕事が終われば交通機関を使い戻り
保育園に迎えに・・・このルーティン
しかし出社しないことで通勤時間の短縮、そしてそれに伴うストレスもなく
身体も疲労が違います。
また保育園へは行ってますが、子供がいない時間に一人で家にいるので
ながらで様々なことができますし、集中できるので効率も上がります。
そのようになって初めて女性も自分のキャリアアップの視点を
持たれた方も多いのではないでしょうか。
女性リーダーへ求められる印象
いきなり印象からの話になり少しびっくりされましたでしょうか?
確かに能力があることが一番ですが
その能力をいち早く知って頂くためには
「リーダーとして相応しい印象」は外せません。
この「リーダーとして相応しい印象」は
「あなたの背景にある能力がみえること」と
「リーダーとして先の未来が見える人かどうか?」です。
「あなたの背景にある能力がみえること」とは
あなた自身が今まで培ってきたビジネススキルや経験が
印象から感じ取れること
例えば人事系の仕事で社内だけではなく対外的にも話す機会や
採用の説明や自社紹介などをしていたなら
人前で落ち着いて感じよくわかりやすいと話から印象が読み取れたり
服装においても派手ではないけど
身だしなみを意識し企業イメージを体現しているような服装やヘアメイクなど
またとても社内コミュニケーションを良好に重ねてこられたのなら
それを感じる笑顔や表情でしたり
目から耳からすべての五感を通して
あなたの持っている魅力を表現する力があることが大事です。
この表現する力は、単にお洒落な人、華やかな人ということではなく
「今ある状況が分かっている人」という定義になります。
自分を俯瞰し自分が今どうすることがベストなのか
頭で考えていることをわかりやすい服装やヘアメイクで表せることができる人は
良く回りがわかるのです。
難しい言葉でいえば「マーケティングの視点」がある人なのです。
そういう人は印象はもとより様々な場面で場を読む能力が高いです。
印象を味方にあなたの持っている魅力を表現する力がある人は
「女性リーダー」の素質があるのです。
自分を知っていればどのようなスーツが似合うか
色はどういう色をベースにコーディネートしようとか
自分の印象を左右できるヘアメイクも知っていたり
自分演出が上手なのでぜひ周りを見渡してみてください。
聴き上手は相手に信頼される!
女性はとかく自分の話をしたくなるものですが
そこでひと呼吸置いて、周りの方の話を聴く側に回ってみませんか?
コミュニケーションの主導というものは
実は「聴き手」が持っているともいわれています。
自分の話を聴いてくれる人に人は好感を抱くのです。
確かにこちらが一生懸命話しているのに
興味がないような態度を取られたら話はすすみませんよね。
同じことです。
そこで「聴き上手」はコミュニケーション上手!
コミュニケーション上手は
聴く環境を整えてくれたり、もっと話したくなる雰囲気を作ってくれます。
傾聴には忍耐が要りますが
この関係性を早く作ることで信頼関係は強くなり
リーダーとしてチームの課題に気づけることにも繋がります。
傾聴のテクニックはまた別途お伝えいたしますが
何より最初にできることとして目の前の人に興味を持とう!
人には「好意の返報性」というのがあり
好意を持ってもらうとその好意を返したくなる心理が働くのです。
だからこそ最初に、好意を感じる聴き方が出来ていれば
話し手である相手も好意を持ってくれるのです。
質問力で課題を見える化していく
次にはただ単に聴き上手だけではなく
質問を投げていくことで問題の本質や今の課題や様々なことを
より的を絞ってどんどん質問していくことで
見えていなかったことが見えてきたり
どんどん削ぎ落されて大事なことが見えてくるようになります。
この質問力が上手でないと
人材を育てていく段階で
「ティーチング」は教えていくことや引っ張っていくことで
人は自ら動きません。
しかし「コーチング」では自ら気づくことで
自分で自分にコミットできるのは
何よりも力になります。
質問はやみくもになぜなぜ聴くのはなく
ある程度仮説を次々描いてそこへ繋がる質問をしていくことです。
部下育成の際にとても必要になるものですね。
セルフマネジメントが当たり前に
かつて女性は「感情的だからダメだ!」なんて
言われていた時代もありました。
右脳が優勢で確かに事実だけではなく
感情とセットになっている事実が多いようにも思えます。
感情自体が動くことが悪いわけではないのですが
仕事においてのジャッジに感情を入れるのは邪魔になってしまうからです。
セルフマネジメントができる人は
とても助かります。
なぜなら周りが余計な気を使わなくてもいいからです。
自分で消化してくれるおかげ様で
まだまだ男性中心のビジネスの場では助かるのです。
最も大事な伝え方スキル
少し前の森元総理の発言ではありませんが
女性がなかなか認められない要因の一つに
「伝わる」を意識したビジネスでのやり取りができないことが多いのでないでしょうか。
男性女性もないですが女性脳の特性で
女性はしゃべりながら話をまとめていく自分で理解する傾向があります。
それゆえに、端的に伝えることを準備して進める女性が少なく
話を進める中で伝えていくというスタイルが多いです。
そこでリーダーとして又はビジネススキルを認めてもらいたければ
「伝わる力」を身につけていかないといけません。
無意識の中で話をしてしまう癖がついているので
まず自分自身の話すクセやビジネスでどのように話すのが良いのかを
知るところからスタートです。
そして事例として長々言いたいことをまとめて話すとしたら
PREP法と言い結論から話していくクセをつけないといけません。
時系列で話すことが多い女性にとって
そこを意識するだけでもかなり効果を感じると思います。
女性活躍に期待されることとは
女性が企業で活躍をしていこうとするとき
男性と同じことをして同じように活躍するというよりも
女性が持っている特性を企業に貢献できる形で行うことが大事ではないでしょうか。
そうすれば男性管理職ではできないことで企業に貢献できますし
女性リーダーならではの自分のやりがいも感じていただけると思います。
例えば女性には母性というものがあります。
人を育てようとするものがもともと持っているのです。
そういう意味で女性がリーダーになることで若手社員を育てようとし
そこに力を注がれることでしょう。
人を育成することにエネルギーが高まるのはなかなか男性にはできないことですが周りの人が良くなることが自分の喜びに感じて育てていけるのも
女性ならではの特性です。
また企業において今までは男性が主力となり色々な商品、サービスを生み出してきました。
しかし、実際の消費はいかがでしょうか。
女性が選択しているケースが多くありませんか?
例えば、マイホームを購入するにしても最終的に女性が満足いくことで
決まっていくなんてことはないですか?
そうなんです。日ごろの消費は女性がリードしている場合が多いのです。
そこで女性も視点になってモノを生み出したり新サービスを考えたりする
発想は女性の中にあるかもしれません。
企業のイノベーションが生まれる可能性も高いのです。
女性リーダーが増えていくことで
より社会が円熟していくことは知っていただけたでしょうか。
また女性自身も人生100年時代において
自分自身のキャリアを高められるときに高めれおけば、
次の人生が変わってくるのです。
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