オンラインで気を付ける事
オンラインでの仕事のやり取りが今回のコロナ騒動で増えていますね。
また、第2波、新たなウィルスの話がある中、通勤のリスクは益々見直されていくことでしょう。
確かに、私もかつて通勤電車で通っていた時代もありましたが、朝から通勤だけで体力が奪われますよね。
さて今回は「オンライン上のお客様との面談で気をつけること」から画面に自分越しに映る背景についてです。
先ずは下の画像をご覧ください。
正面をカメラ目線でシャツも着用されていいのですが、どうしても背景にある本のタイトル気になりませんか?
「この方はどのような本を読まれるかしら?」
なんて目を追ってしまいますよね。
もう少し距離があれば「書棚があるな」くらいにしか思わないでしょう。
こちらは私の仕事部屋の背景になりますが、2パターンを並べてみます。
どちらが気になりますか?
どうしても人は色の違い、高さの違い、配列の一定性でないものに、目が行ってしまいます。
印象の分野の用語でいえば「ノイズ」です。
何が書いてあるのかな?なんて見たくなりますよね。
そこで背景はできる限りシンプルにすることをお勧めします。
単に白い壁の前でも大丈夫です。
壁の前に折り畳みの机を持ってきてもらうなど工夫しましょう。
オンライン時の場所は家の中でも決めておくといいでしょう。
私はオンライン研修用の場所として先方様に伺わなくてもできるよう、大きくなくても良いのでセミナールームを考えておりますし、準備いたしました。
また、講師が自宅で行う場合にと考え背景となる「折り畳みスクリーン」を購入しました。
持ち運びは少し大変ですが、自宅で行う場合には投影用意も使えますし、背景を白にして、画面上の自分に集中して欲しいような講師業には向いているかもしれません。
但し、打合わせ、商談などではそこまで準備しなくてもいいかもしれませんね。
そして最近サービスとしてあるのが、「バーチャル背景」です。
様々なものがありますが、自分のイメージや今回のオンライン上のやり取りで相応しいものを選ぶように注意してください!
といいますのも、
あるZoomでのやり取りを拝見していたところ、ある主催者が、一度話を止められ、「○○さん、すごい豪邸に住んでいますね」と話が変わってしまわれたのです。
思わず他の参加者もその方の画面を見ましたが、本当に素晴らしいおうちで・・・「いえいえ、バーチャル背景です」とその方も答えられたのです。
やはりビジネスには時と場合、TPOは大切なので、内容に合う背景や逆にその背景を効果的に使うぐらいになっていただくと、良いのではないでしょうか。
私は良く「印象」の話で、人は「曲線と直線」で受ける心理の効果が違うのだとお伝えしますが、まさに、ビジネスの場は「直線」で構成されたものが多いです。
机、ドア、窓、スクリーン等々
それがビジネスに必要とされる「正確」「誠実」「信頼」などの印象を五感で感じるからです。
その為、背景はオフェスと同じように、ビジネスの場合は色を少なく、雑然としているのではなく整然とさせておきましょう。
そして、より直線的な要素が多い背景ならビジネス色強くしてみたり、洋服でその人の印象が伝わるようにしておきましょう。
オンラインでは画面上は「上半身のあなた+背景」が、その方の印象を決めていきます。
私もオンラインよりリアルが大好きです!
人はより多くの五感を通してコミュニケーションをとっていきます。
ただ、今後はコロナウィルスの出現により、新たな産業革命の時期に入っていると思います。
そして人間は今までの過去のウィルスと共存しながら、今があります。
どうぞ皆さんのお仕事がよりウィルスの共存とともに、発展しますように。
オンライン上のお客様との面談で気を付けること~背景~についてお伝えいたしました。
印象ブランディングコンサルタントの余語まりあでした。