オンライン研修とリアル研修との違い
研修は知識や情報を知るだけではなく、動機付けから共感して、行動していこう!
企業からは、社員一人ひとりが自分ごとに捉えて、最終的には明日から行動が変わるようになることを目的にご依頼されます。
その時に求められるのは、講師の「伝える力」。
リアルとオンライン、同じで大丈夫でしょうか?
講師の「伝える力が大事‼」なのは、変わりません。
ただ「伝え方」は変わります‼
具体的にはポイント3つです。
1、巻き込み力の方法が違います。
リアルの場合は、一人ひとりの視線、所作から今の理解状況、参加意識が読み取れたりします。
講師が視覚で得られる参加者の情報が多いです。
そちらを活かして何か質問したり、発表してもらったり、研修理解を確かめられます。
オンラインの場合は人数が多い程、画面から得られる視覚情報に限りがあります。
しかし、様々な機能を活かすことで、巻き込むことは可能ですね。
ただここで事前の準備が必要になります。
研修は受けたくて受ける人ばかりじゃないと言う前提もあります。
聴きたい有名人、憧れる人の講演なら、動機付けがしっかりあるので、リアルもオンラインもそこまで差が出ないでしょう?!
オンラインで講義をする場合、研修の組み立て方と、事前の社員情報が今までより、講師側の準備はよりいるでしょう!
その準備がより巻き込向け伝え力になりますね。
2、講師の印象からの伝える力
リアルでの見た目、声や話し方の印象とオンラインでの見た目、声や話し方の印象は変わります!
そして何より、オンラインの方が、参加者がノイズ(印象の違和感)を見つけやすいということです。
ある意味、少し冷静に参加している場合が多いです。
リアルなら参加の社員さんも少々緊張しています。
しかし、オンラインでは参加する社員の緊張が薄い分、講師の見た目、声、話し方をシビアに感じます。
- その為の工夫をされていらっしゃいますか?
- あなたのパソコンのカメラで大丈夫ですか?
私は画角を考えたカメラを準備しました。
上半身の印象はとても大事です。
どのような色、柄、デザインが自分の今日の講義内容に相応しいか?!
マイクを通すと声がどのように聴こえるか?!
また、自分自身の聴こえるか音の域は知ってますか?
人により聴こえる音違いますよ。
私は高い音は聴きやすいけれど低い音は聴き難いです。
3、研修の事前、当日、事後の整備
リアルは例えば何かの会場の不備で、プロジェクターが使えず、パワーポイントなしで、テキストだけで行った!そんな事は行えました。
しかし、オンラインはネット環境の均一化はとても大事です。
私もその均一については不慣れでその場で困らないように、事前準備や当日の臨機応変も入ります。
ご依頼の企業様側でそのサポートをしてくだされば有難いですが、
そうでない場合はオンライン研修には、「ディレクター」が必要になるでしょう‼
そこで、講師業を経験されてないと、「ディレクター」は務まりません。
今までよりオンライン研修は、事前、当日、事後、トータルで考えなくてはなりませんね。
この全体像を一緒にサポートする、「ディレクター」存在大きいです。
この「ディレクター」も含めて講師の方々に向けて、田中 宏幸さんと準備しております。
「講師養成講座」を行なってきたからこそ、変化を進化へ、私自身も含めて対応していきたいと思います。