インターナルブランディング
経営者が日頃、どのような話をしているかも大事ですし、様々な取り組みも視野に入れて考えていただくといいと思います。
一見当たり前のようなことでも改めて言葉にしたり、ポスターにしたり。
社員ひとり一人が自社の企業価値を当たり前のように伝えられる文化を作りましょう。
それには会社の歴史をはじめ、企業の強みなどを明確に言葉にすることが大事です。

またこれらをカタチにすることで社員の共通認識が高まり、誰もが企業を代表する顔になれるのです。
またこの模様を採用ページなどに挙げることで採用効果もあります。

その結果、愛社精神が高まり様々な効果を生み出します。
人は対価だけではない付加価値で「やる気」を出すものです。
インターナルブランディングについて、具体的にお考えの経営者様は一度お気軽にご相談くださいませ。
出来ればプロジェクトなど担当者を決めていただいて、ご一緒にカタチにしていきたいものです。

そして次に、人の生産性効果を望むには「教育」が不可欠です。

昨年の日本経済新聞にこのような記事がありました。
企業が人材投資に1%増額すると、0.6%収益は向上すると・・・。
なかなか今までは背中を見せて教えてきたスタイルが通じなくなってきているので、より体系化した教育を社内で受けられるかどうかが大きいと思います。
どのような層の人材育成が必要かと言いますと段階別教育がポイントです。

残念ながら日本の教育では社会に出て役に立ちそうなことを学ぶ機会はほぼありません。

経済産業省が出している「社会人基礎力」というのがあるのですが、まずこの考え抜く力や、前に踏み出す力などが身につくこともだんだん少なくなってきています。
それでも新入社員については企業様はある程度、教育の必要性を感じて「新入社員研修」を社内で実施したり、外部へ受講へ行かせたりしているところが多いです。
そして昨今、特に教育の必要性が叫ばれているのが「中堅管理職」です。

世代的なギャップがあったり、使っているツールの違いからコミュニケーションの方法や質が変わってきてしまっています。
そして多様性を受け入れるという時代において、右向け右!といったマネジメントはもう通用しないのです。
そこで中堅管理職が若い時代に受けてきたものと違うマネジメントスタイルを習得せざるを得なくなりました。
そうでないと若い世代がついてこないのです!
画像で挙げた6つのスキルは社内では例が少ないので難しく、外部委託での研修がこの1年、特に増加傾向です。
弊社でもこの課題を解決するスキルの習得を目指した研修が多いです。
信頼される管理職には見た目や傾聴、励まし方や自己理解をし他者を理解し、そのうえで人を伸ばしていく…難しいですがこの中間管理職のマネジメント次第で企業は劇的に変わるでしょう。
そして最後は社長をそばで支えるナンバー2の存在です。

仕事の種類や部署により、それぞれ社長の意思を代わりに伝えられ、実現できる存在であるナンバー2はたくさんいてもいいのです。
また、かつてより大きく成長している企業には陰に優秀なナンバー2の存在があるものです。
「こんなナンバー2が欲しい!」と、どの経営者様も言いますが、ナンバー2としてどのような資質が必要だとか、どのように立ちふるまえばいいのか、なかなか教えられないものです。
お互い信用と信頼と、そしてその人の強みを理解していかないと、なかなかナンバー2としての立場を与えることも厳しいですね。
そこで、弊社ではそんなナンバー2の育成をフォローするプログラムがあります。
日本社会の課題や新しい働き方改革なども踏まえて、今、企業が準備して取り組むべきことをお伝えさせていただきました。
大切なのは企業の文化を継承するため、その文化をまとめたうえで拡散する仕組みをつくること。もう一つは階層別教育体制を作ることです。

効果は1か月後など、すぐに表れるものでもないので、どうしても後手に回ってしまいがちですが、今だからこそ取り組むチャンスです。
そして、社員を育て、会社の活力にする流れを一度形作ることができれば、企業の業績としてあらわれてくることでしょう。
最終的な企業のブランディングとして、社員ひとりひとりをを会社にとっての、最高のメディアにしていくために、具体的なプランニングについてはご相談ください。