声掛けの順序は大切です
こちらの張り紙。
「いつも きれいに ご利用頂きありがとうございます」
と、感謝の言葉がまずあり、そのあとでお願い事項を記載しています。
こちらの表示が単純に
「きれいに使いましょう」や
「きれいに使って下さい」では
だいぶ違います。
きれいに使って頂き~は肯定的な表現なので、とても清々しい気持ちにさせてくれます。
日々のビジネスの場で、社員も経営者も足りないところから話し出しますが、話の順序をちょっと変えるだけで人が受け入れやすくなります。
本日は神戸での研修でしたが、スタッフとしての活動の中で様々な意見が出ます。
動線や、設備について
こうしたらいい、ああしたらいい…
気付きがあることは決して悪いことではありません。
ただし日頃から自分自身が口を出せるほどに最高値まで力を出してないと、ただの愚痴で終わってしまいますよね。
さて、ここからのアクションを考えてみましょう。
自分たちで変えられることや、きちんとと意見として挙げたいなら、大前提として、自分たちがプラス的な仕事スタイルを普段からと出来ているかどうかが問われてきます。
このことが大切です。
きっと例として紹介した張り紙のあるお手洗いは掃除が行き届いてるからこそ、このように書けるのです。
こんな張り紙していて汚いトイレなんて有り得ないですよね。
きれいに使われていることだと思いますが、実際にきれいにしているのです。
今日も研修でスキルやテクニックについてはもちろんお伝えしましたが、このような意識、動機付けも非常に大切です。
先ず一か月、自分の中のマックスで働いてみよう!
そこから気付いた点を言うのは前向きな話になるけど、マックスで働かずして色々環境や周りのせいにするのは違いますよね。
大きくうなづいた瞳をしっかり見て成長する喜びを感じて欲しいです。