2022年は「社員ブランディング」 | 株式会社ワイズエフェクト|ブランド戦略・人財育成・教育研修のプロフェショナル

2022年は「社員ブランディング」

働き方を加速させたコロナ禍

明けましておめでとうございます。
年末年始と人の往来の増加とともにまたコロナ感染者が増加傾向にもありますが
2019年の年明けから始まったコロナ禍もすでに2年を経て
人々の生活の仕方も変わりましたが
大きく変化したのは企業での「働き方」ではないでしょうか。

今まではリアルに会うしかビジネスは出来ないと思われていた企業でも
やむ得ない状況も後押しとなり
大手では進められていた働き方改革が一気に加速したことでしょう。

オンラインでのコミュニケーションにも慣れつつありますが
そこでの企業の課題も見えてきております。

働き方改革で見えて来た課題とは?!

働き方改革が進むことで良いことは時間・場所という固定概念から
「質」を求められる働き方に変化していることです。

バブル世代は思い当たるところ多いかもしれないですが
長く会社にいること、残業して遅くまで残っていることが
企業への愛社精神も高く、仕事にも熱心でプライベートも全てを会社に注ぐ
みたいな働き方をよしとされていました。

「24時間働けますか?」高田純次さんの栄養ドリンクのCMに象徴されているようでありました。

しかし、PCがあれば仕事が出来る時代になり、
その場に行かないと出来ない仕事と場所を選ばず出来る仕事により
働き方は大きく変わるところとなりました。

特にサービス業など現場で行う内容の仕事以外は
PCがあればどこでもいつでも仕事ができる環境が日本中整いつつあります。

コロナ禍昨年4月に入社した新入社員は入社式以外は全てリモートなんていう
企業も少なくなりません。

そこで新たな課題も見えてきました。

先ほどのようにほぼオンラインで出社することもなく仕事を進められることで
例えば、
・メンタル面の健康が保てない
・企業に所属している気がしない
・自分を必要とされている気がしない
・自分の居場所がない
・キャリアアップの意識を持てない
・社内のコミュニケーションがうまくはかれない

このようなメンタル面を抱える社員さんが増えてしまっているところも多いです。
「健康経営」を抱え、以前は成人病の予防などの意味合いが強かったと思うのですが時代はどんどん「心身ともに健康であること」に移りつつあります。

ここで必要となるのは企業側がインナーブランディング!
社員も企業の大事なブランディングの種であることを伝えていくことです。

離れているからこそ
企業の存在意義、社会へ提示していきたいこと、目指す世界
企業の経営方針から具体的な目的まで・・・
伝えられる機会を意識的に設ける仕組みが必要になります。

それを「研修」という方法を使って実施することも可能です。
例えば研修では自社の目指すところ、そのビジネスの目的と効果
その企業らしさは何かなど
自分たちで答えを導き落とし込むようなものです。

人はマズローの法則という本能的に求めるものがあります。
その人間としての在り方に即した心身ともに健康を保つためにも
その取り組みが企業でもかんがえていくべきではないでしょうか。

人を活かす時代へ

ご存じの通り、日本は人口減少への一途をたどっております。
特に肉体的な労働力の確保は今後ますます大変となってくることでしょう。

新入社員も年々、少なくなることはデーターからもわかるところです。

そしてまた副業OKという企業も増え
自分自身のキャリアを企業に存在することでは
安心できないということで副業や起業する方も増えてきています。

それでは企業に自らの身を置くことで
安心する、キャリアを意識することができる環境とは
どのような環境でしょうか。

それには今まで社員が持つ力を知るという視点ではなく
企業がこれを成し遂げるために必要なのは誰?みたいな視点だと思います。

その考え方次第が企業のイノベーションや成長を止めてしまっていることに
そろそろ気づいてこられた企業様も増えてきております。

それこそが「社員ブランディング」です。

今企業が持っている「人財」という資産を活かすことが
企業の発展に繋がる時代が来たのです。


例えば、学歴はとても分かりやすい尺度ですね。
○○大学と言われるとある程度能力がそこで判断してしまい、
その能力が企業内の仕事で活かされるかどうか
特に尺度が曖昧なコミュニケーションにおいては
その能力と比例するとは限りません。

またジェンダーへの提言や多様化、個々の能力をフォーカスされる時代において
何か物差しで測ることではなく
企業にとって必要なことに対して
活かせる人を見つけマネジメントする組織の在り方が見えて来ております。

人を活かすことへの変化をどこで感じるか?

弊社のような人財育成の仕事の場合
お問合せの中に、今の企業様の課題が浮き彫りにされるケースがございます。

年末年始とお問合せでございますのが
新入社員研修後の社内のフォロー体制です。

現場配属になってから如何にモチベーションを維持し続ける仕掛けや
現場配属後のメンターになる存在の方の指導の在り方など
今までですと新入社員研修で終わり、せめてフォローアップ研修でしたのが
やはり人を育てていくのは
点ではなく線で
そのように導く際に
「価値観」「背景」がとても重要などいうことを感じさせる
テーマのお問い合わせが連日ございます。

企業にとって育成への投資は費用がかかるものの
成果に繋がるには時間がかかるものと
なかなか取り組んでこなかったことが
いよいよ取り組まざる得ない状況になってきているようです。

社員ブランディングとは?!

話しがかなり長くなりましたが企業が取り組むブランディングで
HPや店舗、名刺などわかりやすいアウターブランディングと
社内に企業の方針や目指すところ、目指す社会の実現のための企業の存在意義など価値観を共有していく「インナーブランディング」または「インターナルブランディング」というものがあります。

経営層が企業の目指す方向性や存在意義を社員皆に伝えあるく文化を創るとともに社員の特性を知り企業の本当の資産として活かすこと
これが「社員ブランディング」です。

例えば実際にビジネスでお会いしたりオンラインで打ち合わせをするのは一社員です。
その社員が企業のブランドイメージをきちんと体現できているかどうか
そこはとても重要ではないでしょうか。

いくら良いサービスであっても伝えるべき人により効果的にもマイナスにも働いてしまいます。
「社員ブランディング」も印象づくりからマナー、ビジネスコミュニケーションに至るまでビジネスの場で必要とされる能力を磨くことプラス
社員一人ひとりが自分のキャリアとして自分の特性を理解しきちんとアピールできるかどうか?!
そこも大事なところです。

多様化、働き方も選べる時代において
企業全体で社員をブランディングしていこうという試みは
愛社精神や帰属意識にも繋がり
ただ一緒に同じ場所にいる!という共通認識ではなく
「価値観」という太い軸によって繋がることとなります。

またコロナ禍も残念ながら数が増加傾向になりましたが
ぜひ今後を見据えて
いま!「人材を真の人財へ!社員ブランディング」に取り組まれませんか?

ご関心のある方はどうぞお気軽にお問合せくださいませ。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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