若手社員を理解するためのヒント | 株式会社ワイズエフェクト|ブランド戦略・人財育成・教育研修のプロフェショナル

若手社員を理解するためのヒント

毎年4月になると悩ましい企業の課題は?

そろそろ4月入社の新入社員について研修やその後の育成や配属な
人事担当者様はお考えになられる時期ではないでしょうか?

毎年この段階になると「なにか違うな?」「大丈夫かな?」と
内定は出してみたものの感じられ始めていませんか?

それは実は大人も若者も双方に沸々と湧き出される悩みに繋がっていきます。
そこを上手く乗りきらないとせっかく入社式を行い
研修を行い、各部署に配属になってしばらくすると
メンタルがやられる、早期離職、パワハラに感じるなど色々な課題が
出てきてしまいます。

またコロナ禍においては
せっかく入社してもずっとリモート、地元を離れ会社のある地域に引っ越ししたもののずっとリモートでコミュニケーションも取れないまま
孤独を感じる?自分が役に立っているのだろうか?など新たな課題が
生まれてしまっているのも事実です。

そうはいってもコロナ感染者が増加傾向の際には
なかなかリアルでのフォローが出来ない中
まだ帰属意識が芽生えていない社員さんも沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

リアルでさえも世代間のコミュニケーションに差が感じられるのに
オンラインとなればなお更ではないでしょうか?

そこで今回は「若手社員を理解するヒント」をお伝えしていきます。

大人側と若手側!その違いは?

今年の流行語にもノミネートされていた
「Z世代」
1990年中盤以降に生まれた世代を指します。
アメリカ心理学会では1997年生まれ以降とされ
それに伴う現在24歳以下、すなわち社会に初めて出てくる世代
新入社員~若手世代になります。

日本は戦後高度成長期を迎え昭和時代後半は経済が右肩上がり
そして平成に入り1990年代初めにバブルが崩壊し
2008年にはリーマンショック
そして様々な天災も増え、時代的に暗いニュースも多くなってきています。
そのような環境の中で育った世代が
今は若手になってきているのです。

わたしのようなちょうど日本経済が右肩上がりの大人世代から見ると
とても元気がなく、前向きでもなく、大人しい
そのような風に感じられる若手が増えているように感じられるのではないでしょうか?

しかし時代的なギャップをもう少し広い範囲で捉えてみると
今に限ったことではなく
歴史とはそのような繰り返しの上に成り立っているわけで
世代間ギャップをもちろん相互に理解することは大事ですが
先ずは社会に関してまだ情報も経験も少ない若手ではなく
私たち大人世代が状況を理解するところから
実は「育成」はスタートです。

「共感」がキーワード

Z世代にとって大きな環境は「デジタル」です。
その前に言われた「ゆとり世代」は生まれた時には
ゲームなどが出てきた世代ではありましたが、インターネットはまだありませんでした。

しかしZ世代においてはインターネット、スマホが生活の中に物心ついたころからありました。

そして彼らのコミュニケーションの中に「SNS」は当たり前で
リアルとSNSのコミュニケーションは同列のレベルでいるほどです。

その中での仲間づくりはリアルに会わない人ともゲームをしたり
やり取りしたり、様々な垣根を超えたコミュニケーションの軸は
タテ軸ではなくヨコ軸でその軸の根幹は
「共感」です!!!

コミュニケーションはよく「キャッチボール」に例えられますが
まさにSNS上でその「キャッチボール」がなされるわけです。

部活動や近所の人とタテ軸のコミュニケーションが日常だった
大人世代は、どうしても仕事において
そのコミュニケーションをイメージしてしまいますが
彼らにとってタテ軸のコミュニケーションの経験値が少ない分
構えてしまい、心を閉ざしがちになります。

そこでZ世代に向かい大人世代が意識していくのは
ヨコ軸コミュニケーション!
もちろん立場や役割もありますが
仕事を通して共通の目的を叶えるための「信頼できる仲間」で
あることです。
Z世代の彼らは「信頼できる仲間」であるかどうかを
先ずは見ているのです。

「信頼できる仲間」になるためには

「仲間?」「冗談じゃない?!」と思われる方も多いですよね。
「仲間」というと「友達?」のようなニュアンスにとられるかもしれませんが
そうではなく、「自分にとって安全な人」「自分が関わるに相応しい人」「一緒に何か作り上げたい人」「色々と教えて欲しい人」「頼りになる人」そのようなイメージです。

常にSNSなどを通して他者目線を意識せざる得ない時代に育っているZ世代にとっては「心身ともに安全確保」はとても重要です。
そこで分かりやすい言葉として「仲間」という表現を使っています。

時代の環境というのは考えている以上にその世代の思考を左右していきます!
大人世代「仲間?」「冗談じゃない?!」と思われる方も多いですよね。「仲間」というと「友達?」のようなニュアンスにとられるかもしれませんがそうではなく、「自分にとって安全な人」「自分が関わるに相応しい人」「一緒に何か作り上げたい人」「色々と教えて欲しい人」「頼りになる人」そのようなイメージです。常にSNSなどを通して他者目線を意識せざる得ない時代に育っているZ世代にとっては「心身ともに安全確保」はとても重要です。そこで分かりやすい言葉として「仲間」という表現を使っています。時代の環境というのは考えている以上にその世代の思考を左右していきます!

大人世代は、Z世代にとって心身ともに安全な存在になることが第一です。

「いいね!」は承認欲求の表れ

そこで良く聞かれるのは
「褒めればいいですか?」
「褒めてばかりいて大丈夫でしょうか?」

単に「褒める」のとは違います!!!
「いいね」は存在を認める、相手のことを見ている、
わかるよ、そうだね、頑張ったね、よくやったね
一人ひとりを観察していないと言えないのが
「いいね」です。

出来る限り大人世代は、若手世代を観察し
見ているよ!というところからポイントポイントでその変化に気づいての声掛け
マイナスワードで「ダメだね」ではなく「いいね」に変えて
伝えることが重要になります。

例えば「こうしなきゃダメじゃない」⇒「こうするともっといいね」
というように人間ならではの「言葉」の使い方ひとつで
相手に伝わる心理に変化が及ぼされることに着目して
大人世代は語彙力を増やしていきましょう。

動きたくなる仕掛けをかける!

人にはそれぞれ行動基盤になる本能があります。
上からの命令に有無を言わずに従うということに慣れていない世代にとって
「何のため?」「こうしたらどうなるの?」
その一瞬、利益重視に捉えてしまいがちな言葉を言うことがあります。

しかし若手世代にとってここが気になるのは
世の中を現実的に捉えないといけなくなった今の日本の状況があります。

そこで大人世代は面倒に思わず、その仕事においての目的や効果
何のためなのかをまず話し共有するところからスタートしましょう!

Z世代のもやもやを払拭し仕事を一緒に行うことで安心を得て
信頼感が深まることは間違いないです。

弊社ではこの数年のこのような傾向を踏まえて
2種類の研修を行っております。

一つは「ビジネスコミュニケーション研修」
こちらはZ世代を中心に若手向けのビジネスマナーなどの基礎的な部分と
時代によるコミュニケーションギャップが日々の業務のストレスや
業績が上がらない等というトラブルに繋がるのを防ぐために
ジェネレーションギャップや男女脳の特性の違いや
業界ごとのあるあるのコミュニケーションの課題についても気づき
学び習得するものです。

またリーダー、管理職向けには
「共感型リーダーシップ研修」というのを行っております。
今回の記事のような時代背景の理解から「仲間」「いいね」を実際に
日々の業務の中で実施するための気づきと学びと習得するものです。

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