新入社員を迎えるあたり企業が意識すること

新入社員が気になること

新入社員が入ってきて半年も過ぎたころ、聞こえてくる声があります。

「自分たちは今これを求められるけど、先輩や上司はどうなの?」

もちろん、先輩の皆さんたちはこう思うでしょう。

「おいおい!こっちは営業成績を上げているし、
実績や役目が多いんだから、新入社員とは違うじゃん!比べてどうする!」

「一人前のこと言う前に、先ずは仕事覚えてからでしょ?」

それは、新入社員の皆もわかっているんです。でも気になる・・・

後輩・部下は、仕事の内容よりも
コミュニケーション、職場環境が気になる傾向があります。

ですので「意外と、先輩社員や上司のことを見ているんだな」
と、とらえていただけるといいかなと思います。
自分たちにとっては当たり前のことでしょうが、
改めて、大事なことだと意識するきっかけにしていただければと思います。

アピール下手の傾向

この数年の新入社員の傾向として、
先輩・上司の行動や言動を気にはしているけれど
自分でリアクション・アプローチができない、ということがあります。

何せ、年齢差のある方々との関わり自体が年々減っています。
ご近所付き合いもないし、声がけしてくれる大人もいない。
親戚縁者の集まりどころか、冠婚葬祭すら縮小傾向です。

しかし、年齢こそ差があれど、人間同士。
人が持つ社会的欲求や自己承認欲求、自己実現欲求は変わらずあるものです。

そして、年齢差を超えてお互いに興味関心を持ちあう環境こそが
より良いコミュニケーションを生みます。

仕事をしっかり覚える前・後という線引きをせず、
まずは社内・職場の環境を振りかえり、
お互いが活かし合う環境づくりを考えてみましょう。

企業では何をすればよいのか

先ずは、新入社員を迎えるにあたり
経営者、各部門長などがメッセージを発信していくことが大切です。

例えば経営理念の再確認やビジョンの継承については、
特に身近な先輩社員が実践し、伝えていくケースが多いですね。

そのために昨今は「メンター制度」を使う企業も多いです。
ただし残念なことに、特にレクチャーを受けることもないまま
役割としてメンターをやることになった先輩社員、ということも。
基準も分からないので先輩社員たちも困惑でしょうし、
そもそも、メンターによって違いがでてしまうようだと困ります。

メンター制度を導入するなら、
先ずは迎える前にメンター向けの研修などの教育が必要になります。

企業ブランディングはインナーブランディングの時代へ

様々な企業さまへ伺い、人財育成サポートをさせていただく中で
「会社の文化」はとても大事だと実感しています

それを創っていくのがインナーブランディングです。
インナーブランディングはアウターブランディングほどすぐに効果は出ませんが
採用、定着、社員満足度などでは数値化しやすい部分もございます。

企業が最終的に求めていくのは、より良い企業文化の継承です。
そこに対し、社員が共感と誇りを持つことが
その企業で働くモチベーションに繋がることは間違いありません。

弊社では、企業様のインナーブランディングのコンサルティングも行っております。
お気軽にお問い合わせください。

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