「月刊人事マネジメント」の1月号に掲載いただきました

コラムの前に、まずは掲載(ご紹介)いただいた話をさせてください。
各企業の人事部の方々や人事面に関わる方々が
多数読まれている雑誌「月刊人事マネジメント」
こちらの1月号の「HP BOOKSHELF」というおすすめ書籍コーナーにて
10月1日発売の拙著
「行動傾向で磨く 個性を活かすリーダーのコミュニケーション」
について、ご紹介いただきました。

※詳細は「月刊人事マネジメント」をご購入いただき、ご覧ください。
https://secure01.red.shared-server.net/www.busi-pub.com/index2.html
また、社員に関して、社員育成に関して悩みをお持ちの企業様において
様々なご専門家の方より、こちらの書籍をご紹介いただいているという声も
多数伺っております。ありがとうございます。
お役に立てますと幸いです。
さて、今日のコラムテーマは「塩梅(あんばい)」について。
最近のタイパ/コスパ傾向のコミュニケーションでは割り切れないモノ

なにかのテレビ番組でも紹介されていた話、
そして新入社員研修時でも感じるの事なのですが・・・
昨今、コミュニケーションを円滑にするための方法の傾向として
「相手を読み取るために自分を磨く」というより
タイプ別診断で出たことを共有し、合うか合わないか?で
先にセグメントをする傾向、そしてそれを
「タイパ」=タイムパフォーマンスが高い、と評価される傾向を耳にします。
恋愛や結婚のアプリでも、条件などを色々と入れていき
色々と話を聞いてわかる前に知り得る情報で
ある程度共通項が多い人とでマッチングをする、という仕組みが増えていますしね。
ただし仕事においては、
それは通じない・それでは済まない、というのが現実ではないでしょうか。
例えば社員同士で、合う合わないで関わりを決めてしまったら?
合わない人には関わらなくて良い、合う人だけで仕事をする、で済むでしょうか?
仕事として関わるスキルや事柄は、全てこの部分だけでは割り切れないのではと思います。
ですから、大事になってくるのは
「○○さんはこういう傾向あるのかな?」
「○○さんはこういうの苦手なコミュニケーションかも?」
「○○さんはこういうところに拘るなぁ」
という落とし込み。
「苦手」「合わない」から、自分自身を通して
どの様に関わっていくか?ではないでしょうか。
2025年もAIは益々進むでしょうが、やっぱり必要になるのは「いい塩梅」
チャットGPTはじめ、当たり前にビジネス社会にAIが入ってくる昨今。
仕事のスピード感、ツール等々は本当に豊かになったと思います。
かつてPCのない時代に働いていた者としては余計に、
以前はよくまあこの仕事が電話やFAXで成立していたなぁと思うこともあります。
しかし、今のようなツールがあまりない時代に
大事にしていたコミュニケーションを考えると、
電話するタイミングや打合せ時の挨拶、話し方まで
色々と、自分の中に持つ「いい塩梅」を活かしていましたし、
そしてそれが仕事の成果に繋がっていたようにも思います。
マナーなど「知識を得る」だけであれば、
中には、人が教えなくても機械で十分、と感じる方もいるかもしれません。
しかし私は、どちらの時代も知るからこそ余計に、
それを使いこなす人の「いい塩梅」を磨く必要が出てくると考えています。

それはなぜかというと、人には心があるからです。
同じような質問をチャットGPTにしつこく聞いても
イヤな顔もされませんし、淡々と情報を入れてくれます。
しかし周りの同僚や社員ではいかがでしょうか。
「何度も細かいこと聞いて・・・」
「自分も忙しいのだけど・・・」
など心が動くものです。
だからこそこれからは「いい塩梅」を知る機会、
心理的な側面を知れる機会が持てる研修が求められてくるのではと思っています。
社員さんが学ぶ研修の方法は色々ありますが
・情報を知るならば、コンテンツを見聞きするコンテンツ
・短時間で資格取得などを目指すなら、テキストとオンライン動画+フォロー体制
・考え方を自己振り返り、捉え方を変えたり自身を自己成長へ繋げるには、やはりリアル研修
この「いい塩梅」まで学べるのは、
やはりリアル研修だなと自負しているところです。
弊社が大事にする「人の心理的側面からのアプローチ」
弊社の研修では、社内のコミュニケーション、マネジメント、
営業、接客接遇などなどにおいても、全て心理的な側面を入れて
学んでいただけるようなプログラムを準備しております。
どうぞお気軽にお問合せくださいませ。